世界で3,000万部売れている金持ち父さんシリーズ。その一冊目に当たる『金持ち父さん貧乏父さん』。日本語版は2000年に販売された。筆者は日系3世のロバート・キヨサキ氏。ベストセラー作家でビジネス投資家だ。
なぜ、この本は今でもベストセラーなのか?ビジネス雑誌で、"社長が薦めるオススメの本特集!"などがあると必ず紹介されている。特にエグゼクティブクラスの人ほど当たり前に読んでいる。
その理由を考えてみよう。
以下はアマゾンより、
お金の力を正しく知って、思い通りの人生を手に入れよう。
変化の時代のサバイバルツールとして世界中で読まれ続けるベスト&ロングセラー、待望の改訂版。
・最初に読むべき「お金」の基本図書
毎年多くの「お金」に関する本が出版され,書店に並び、そして消えていきます。
そんな状況の中で、「金持ち父さんシリーズ」は刊行から13年経った今でも変わらず多くの支持を得ています。
その第1作目である『金持ち父さん 貧乏父さん』は、時代が変わっても古びない原理原則を示す「お金」の基本図書。
「目からウロコの連続でした! 」という声が絶えず寄せられ、これまで数多の人々の「お金観」を変えてきました。
現在は日本やアメリカのみならず51ヶ国語に翻訳され、109ヶ国で読まれています。
アマゾンのレビュー(読書の評価)では、5段階中4.4になっている。概ね高い評価のようだが低い評価を指している人ももちろんいる。
高い評価をしているコメントをまとめると、
- お金の考え方が変わった
- お金に働かせる事を学んだ
- 学校でも教えて欲しかった
などが挙げられる。
では、低評価を見てみよう。
- この本を薦めてきたら要注意
- マルチに誘われる
- 友達を無くす
などが多い。本の内容についてではなく、本を薦めてきた人に対しての意見である。そう、評価は本の内容ではないのだ。本を薦められた時に嫌な思いをした人は低い評価をしても仕方がない。
まとめ
今まで金持ち父さん側(富裕層以上の人たち)は知っていたお金について、我々、貧乏父さん側(普通のサラリーマン、自営業)の人たちに分かりやすく紹介した『金持ち父さん 貧乏父さん』。
賛否両論あるが、よくよくコメントを見ると本の内容ではなく、本を紹介している人たちに問題があるように見受けられる。